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「かわいくっていじわるなパンク」-ポスト渋谷系バンドCymbalsって知ってる?

 こんにちわんばんこ、増子でござる。

 以前、はてなブログに移ってくる前に、「カラスは真っ白」というバンドのアルバム「かいじゅうばくはつごっご」をご紹介したことがあった。このバンドは相対性理論好きの友人から教えてもらったもので、確かに理論のようなウィスパーボイスが特徴的なバンドだった。YouTubeでカラスは真っ白の曲を聴いていると、コメント欄には「理論に似てる」という感想以外に、「Cymbals的な要素もある」といったコメントがチラチラとあった。僕はCymbalsを知らなかったのですぐに調べて聴いてみた。なるほど確かに共通点はある。しかし、この疾走感と透き通る歌声は聴いていてすごく心地いい。これはみんなに紹介したい。そう思ったので、今日は「Cymbals」から一曲ご紹介したいと思う。

 

ポスト渋谷系ロックバンド

 Cymbalsは1997年に結成し、2003年に解散した3ピースロックバンドである。構成はVo.土岐麻子、Gt.&Ba.沖井礼二、Dr.矢野博康である。結成当初のバンドコンセプトは「かわいくっていじわるな感じのバンド。ただしパンク」だったという。90年代に渋谷を発信地として流行したいわゆる“渋谷系”もしくは“ポスト渋谷系”バンドとして括られることが多いようだ。渋谷系というと有名なミュージシャンは「ピチカート・ファイヴ」や「フリッパーズ・ギター」だろうか。この辺りの曲はオシャレで爽やかなイメージが強いが、Cymbalsもこれに違わず、CDジャケットには洋楽の有名ジャケットのパロディが多く、彼らの遊び心がやセンスが感じられるものが多い。

 では、99年発売のメジャーデビューシングル『午前8時の脱走計画』をお聴きいただこう。

 

 Vo.土岐麻子の透き通る爽やかな歌声が耳に心地いいナンバーだ。このMVを観てピンと来る方も多いかと思うが、これは映画「さらば青春の光」のパロディとなっていて、ジャケットもローリングストーンズ「Get Yer Ya-Ya's Out」のオマージュとなっている。15年ほど前の曲だが、全く古さを感じさせない。むしろ、僕にとっては新鮮でもあった。う~ん、この時代のバンドって好きだな。この頃の音楽シーンをリアルタイムに追えた方々がとても羨ましく思う。今聴いてもとてもお洒落な音楽がたくさんある。

 残念ながらCymbalsは2003年に解散してしまう。その理由について土岐は、

トライアングルの体制で作ってたので、誰かひとりがっていうワンマンバンドにならないことが理想だったんですけど、バランスって変わってくるもので。(中略)だんだん3人の思うところが一致しなくなってきて。それだったらCymbalsじゃなくてもいいじゃんって。*1

と語っている。

 今、日本の音楽はいまひとつエネルギーが足りていなような気がするので、この頃のようなバンドが復活しても面白くなるんじゃないかなと思ってしまう。歴史は繰り返すって言うから、そのうち出てくるかも?

 それでは今日はこの辺で。また月曜日にお会いしましょう。

 

関連サイト

Cymbals|Victor Entertainment (オフィシャルサイト)

 

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Cymbals / 午前8時の脱走計画

詳細は画像をクリック!

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