no music,no life

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良い音楽・悪い音楽という表現よりも、好きな音楽・嫌いな音楽って言うべきだと思うんだけどどうよ?

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「…の新曲聴いた?めっちゃ良かったよね!」

「えぇ~~あんなの全然良くねぇよ。やっぱ初期の方が良かったって!」

 

 通りすがりの学生が、こんな会話をしていました。普段なら聞き流すところですが、ちょっと気になってしまったので記事にします。

 

 例えば上の会話のように、友人と音楽について話すとき、「今回の新曲はスゴく良かった」だとか「あのバンドは良くねぇよ」だとか、曲やバンド、音楽性について“良い” “悪い”という表現を何気なく使ってしまうことがあります。“好き” “嫌い”という評価ならその人の個人的な感想ということになりますが、“良い” “悪い”という表現になるとより一般的な批評、何か基準があって、それを元に判断しているという印象を受けます。

 好き・嫌いなら趣味の違いで片付きますが、良い・悪いと言われてしまうと、自分の感性を否定されたような気分になってしまいます。もちろん無意識に好きという意味で、良いという表現を使っている場合が多いとは思いますが。

  そこで今回は、良い音楽・悪い音楽が実際にどんな音楽なのかを考えて、僕らが普段何気なく使ってしまう良い・悪い音楽という表現とのギャップを考えてみたいと思います。

 

良い音楽

 単に良いといっても抽象的ですから、〇〇に良い、〇〇が良いという具合に考えてみましょう。

胎児に良い

お腹の中にいる赤ちゃんにはクラシック音楽を聴かせると良い、なんてよく聴きますね。真偽のほどは知りませんが。

 

教育に良い

例えば教育テレビのみんなのうたで流れている音楽なんかは、教育に良いという基準で選ばれたものなのでしょうか。

 

勉強に良い

音楽の歴史を学ぶ上で重要な曲であったり、試験勉強をする際に集中力を高めたり、英語の勉強がてらビートルズを聴くなんて具合ですかね。

 

経済に良い

CDが売れればお金の回りが良くなるので経済効果が期待できます。A〇Bの音楽なんて経済効果は抜群でしょう。

 

後の音楽に多大な影響を与えた

僕の知っている範囲で書けば、後のギタリストに多大な影響を与えたジミヘンだとか、ハードロックの礎を築いたツェッペリンだとか、彼らの音楽はその発展に貢献した良い音楽と言えるのではないでしょうか。

 

多くの人に認められている

ファンが多いとか、音楽評論家からの評価が高いだとか、認めてくれる人が多いというのはその音楽が良い音楽だからではないでしょうか。

 

いかがですか?続いて悪い音楽を見ていきましょう。

 

悪い音楽

教育に悪い

歌詞が過激であったり、ファッションが振り切れていたり、親が子供に聴かせたくないような音楽ですかね。これはテレビゲームと同じようなもので、親が心配するほどのことではないような気がしますが。

 

勉強に悪い

音楽を聴いていると勉強がなにも手につかなくなるようなもの。聴き入ってしまう曲。ある意味、良い音楽とも言えますね。

 

音楽に悪影響を与える

これはどうでしょうか。音楽に対する悪影響と言って思いつくのは、その多様性を損なうようなものですかね。例えば、ガラケーの着うた全盛期の頃には、着信音に好きな曲のサビを設定しているという人が多くいました。その流れによって、「サビだけよければ良い」という風潮からサビ以外は似たような構成の曲が多く書かれました。これは音楽の自由度を損なった悪い音楽と言えます。

 

中身のない音楽

曲を作る時には、作曲者や編曲者がリスナーに対して伝えたい想いや、普段考えていることなどがそのエネルギー源になっているはずです。自分の好きな音楽やジャンルを伝えて共有したいなどといった動機もあるでしょう。しかし、「売れるから」といった理由はどうでしょか。J-POPの楽曲の歌詞には、多くの使い回しフレーズが存在しますね。それらをただ繋ぎ合わせただけでもそれなりの歌になってしまいますが、それではリスナーを食い物にしているだけで、中身のない軽薄な音楽になってしまいます。もちろんそんなものを買って聴いてしまう側にも問題はあると思いますが、こういった音楽は、悪い音楽と言えます。

 

おわりに

 と、良い音楽、悪い音楽についての持論を述べてきたわけですが、みなさんいかがでしたでしょか。自分が音楽に対して良い、悪いという表現を使うとき、上記のどれかに当てはまっているでしょうか?きっとあまり当てはまりませんよね。なぜなら、良い悪い=好き嫌いという意味で使う場合がほとんどだからです。

 結局僕が言いたいことは、良い・悪いではなく、好き・嫌いという感想を述べたほうが良いのでは?ということです。この曲は良くないと言われてしまうと、自分は好きでもあぁこれは良くないんだと思ってしまうかも知れませんよね。たくさんの音楽に出会うためにも、僕は好き・嫌いで判断するようにしたいと思いました。

 

それでは今日はこの辺で。

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