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初心者必見!ギター歴10年の男が教えるギターを選ぶ4つのポイント

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 ギターを選ぶ、と一口に言ってもその判断材料は非常に多く、自分に合った弾きやすいギターが欲しくても、たくさんのブランド、種類の中から一本を選ぶのは容易ではない。そこで今回は大きく4つの視点から、主にエレキギターの特徴を解説し、その人に合ったギターの選び方をレクチャーする。初心者向けにわかりやすく書いていくが、中級者以上の方にためになる情報も盛り込むつもりだ。少し長めの記事になると思われるが、これを最後まで読めば、キミはもうギター選びに迷うことはないだろう。それでは早速、ギター選びのポイントを見ていくことにしよう。

 

 ギターを選ぶにあたって、その基準になるポイントは大き分けて次の4つだ。

 

1.見た目

2.音

3.弾きやすさ

4.メーカー・ブランド

 

では、1から順番に解説していくことにしよう。

 

1.見た目

 まずはギターの見た目だ。いきなりだが、ギター選びにおいてこの見た目というのは非常に重要なファクターとなる。理由は後述するが、これがギターを選ぶ上で最も大切な要素であると言っても過言ではないだろう。

 では、ギターの見た目に関して、選ぶポイントを解説していくことにしよう。

 

代表的なギターの形

 …ストラトテレキャスレスポール、SG、ムスタング、ジャズマス・ジャガー、ポール・リード・スミス、リッケンバッカー、セミアコ、フルアコなどなど

 

 これだけ見てもたくさんの種類のギターがあることが分かると思う。しかも、例えばストラトキャスターと一口に言っても、メーカーによってもモデルによっても形が少しずづ異なっている。こんなにたくさんあるんじゃ選びようがない!と思われるかもしれないが、このポイントを通過するのは意外に容易だ。なぜなら、「自分の感性にピンとくる形を選べばよい」からだ。楽器屋に行くもよし、ネットでカタログを見るもよし、たくさんのギターを眺めていると、「これはカッコイイ」だとか、「この形には魅力を感じない」だとか思うはずだ。形に関する判断基準はそれだけでいい。

 ただし、形選びにおいてひとつだけ注意すべき点がある。それは、周りの意見を聞きすぎないことだ。いくら友達が「レスポールがカッコイイ」と言っていても、自分が気に入らなければ意味がない。周りの意見を鵜呑みにして、買ってから後悔するなんて事のないよう、形は自分の感性で選ぼう。好きなアーティストの使用モデルと同じ形を選ぶというのももちろんOKだ。

 では、自分が気に入った形をいくつかチョイスしておいて、次のステップに進もう。

 

2.音

 これは、自分が弾きたいと思うジャンルやコピーしたいと思う楽曲によって選ぶ必要のあるポイントだ。まずは自分が演奏したい曲のギターがどのような音なのか、思い出してみよう。買ったはいいけど思う音が作れない、なんてことのないように、基礎的な音の特徴を覚えておこう。

 ギターの音を決める要素はいくつかあるが、搭載されているピックアップ(PU)の種類が最も顕著に効いてくる。エレキギターは、ギターの弦の振動をピックアップコイルで拾って電気信号に変換し、アンプで再び音にして鳴らす。だからこのPUの特徴で、そのギターの音は大きく左右されるのだ。

 ここでは代表的なシングルコイルとハムバッカーの特徴を述べる。

 

シングルコイル

 シングルコイルは、フェンダー社のギターに多く搭載されているような、磁石の周りに巻きつけられた単一のコイルからできているPUだ。音の特徴は、

①高音がきらびやかに鳴り、歯切れよく透明感のあるサウンド。

②ノイズが多いがフィードバック奏法など、それを活かしたテクニックもある。

③ハムバッカーに比べると出力が低くエフェクターの乗りが良い傾向にある。

以上の点から、クリーンやクランチでのカッティング、ノイジーなサウンドに向いているPUと言える。

 

ハムバッカー

 シングルコイルのノイズを軽減させるために開発されたPUで、ギブソン社のギターに多く搭載されている。シングルPUを2つ逆向きに対にして並べ、ハムノイズを打ち消す仕組みだ。その特徴は、

①太く暖かみのあるトーンでシングルコイルとは対照的。

②コイルを二つ使用していることにより出力が高くよく歪み、ノイズが少ない。

③使用するエフェクターの相性によっては、ブーミーなサウンドになることもある。

このような傾向から、ディストーションサウンドやオーバードライブなど、厚みのある歪んだ音色を得意とする。

 

   この他にも、そのPUでしか出せないような独特の音を持つものも存在するが、最初にあまりに個性の強いPUのギターを買ってしまうと応用が利かなくて苦労することがあるかも知れないので注意だ。

  さて、PUの次に効いてくるのがボディの形状だ。これも大きく分けて2種類ある。ストラトテレキャスなど、ボディに空洞がないソリッドボディと呼ばれるものと、アコギのようにボディが空洞になっているセミアコ、フルアコのようなホロウボディのギターだ。それぞれの特徴は、

ソリッドボディ

 …ボディ自体の振動が少ないので長いサスティーンが得られ、硬い音になる。ホロウボディのギターに比べると、大音量でもハウリングしにくい。

ホロウボディ

 …ボディの振動に弦の振動エネルギーが使われるため、サスティーンは短いが、厚みのある暖かい音になる。空洞部が共鳴し、ハウリングしやすい。

 

 それ以外にも、ギターの材質やネックの接続の仕方、塗装の種類によっても音に変化が見られるが、大きな傾向としては上述した2点であろう。このような音の違いを考慮すると、さらにギターの種類は限られてくるはずだ。それでは次に、初心者の方が気になるであろう弾きやすさ、という点を見ていこう。

 

3.弾きやすさ

 これは、弾く人の体格や体型によるところが大きい。例えば、レスポールはボディが厚くギターそのものがとても重いので、体力のある人でないと立って長時間弾くのは辛いだろう。逆にSGのボディは薄く軽いがヘッドが重く、ヘッド側に重心がいくため、立って弾く際にはネックを支えていないとヘッド側が下がってしまうヘッド落ちという現象が起こり、慣れないと扱いづらいかも知れない。また、手の小さい女性などでは、ネックが短くフレットの幅が狭いムスタングのようなショートスケールギターが向いているだろうし、逆に手の大きい人がショートスケールを弾くのは難しいだろう。このように、ギターの弾きやすさ、扱いやすさというのは各々の体格によって変わってくることが多い。

 では、このポイントを通過するためにはどうすればよいのか。それは、楽器屋さんに行ったり友人のギターを貸してもらったりして、実際に肩から下げて弾いてみることだ。ギターによって、その担ぎ心地やネックの感じがかなり違うというのが分かるはずだ。しかし、それほど難しく考える必要はない。極端に体格に合っていないなどということさえなければ、OKだ。

 

4.メーカー・ブランド

 最後は、メーカー・ブランドで選ぶ、ということを考えよう。ギターメーカーはたくさんあるが、各ギターメーカーによって、得意とする音楽のジャンルや傾向がある程度存在する。自分が好きなアーティストやバンド、弾きたい音楽のジャンルによっては、メーカーやブランドである程度絞ってしまうというのも手だろう。

 では、有名ブランドの特徴をいくつかご紹介しよう。

GIBSON(ギブソン)・Fender(フェンダー)

 …ギタリストなら誰でも知っている超有名ギターブランド。前者はレスポールやSG、後者はストラトテレキャスが有名。

Ibanez (アイバニーズ)

 …日本のギターメーカー。チューニングが狂いにくいロック式のギターが多く、ハードロックやヘビメタなどのジャンルが得意。

ESP (イーエスピー)

 …こちらもメタラーがよく使っているギター。日本では、いわゆるV系の人たちに使用者が多い。

FERNANDES (フェルナンデス)

 …日本のギターメーカー。ZO-3という可愛いギターが印象的。サスティナーという独自技術がある。

bacchus (バッカス)

 …コストパフォーマンスがよく、初心者にも人気のブランド。一本目のギターとしておすすめできる。

Mosrite (モズライト)

 …独特の音でベンチャーズ加山雄三が愛用し、日本でも人気のあるブランド。サーフ系のミュージシャンが好む。

Rickenbacker (リッケンバッカー)

 …ジョンレノンが愛用していたギター。UKの音楽シーンでよく目にする。硬く、芯の太い音が特徴。

GRETSCH (グレッチ)

 …フェンダー傘下のギターメーカー。その美しい見た目から愛用者が多い。サウンドはサスティーンが短く乾いた音。

 まだまだたくさんのギターブランドがあるが、キリがないのでこの辺にしておくことにしよう。

 

5.まとめ

 ここまで見てきたように、ギターを選ぶには、非常にたくさんの要素を検討しなくてはならないように思われる。では、この中でもっとも重要なポイントはどれか?ズバリ、1.見た目である。

 そもそもギター小僧(小娘)がなぜギターを始めるのか、ということを考えれば、それは『カッコイイから』という一言に尽きるはずだ。憧れのアーティストのようになりたい、という想いも、そのアーティストがカッコイイから憧れるのではないだろうか?男子諸君の中には『モテたいから』という人もおられるだろうが、モテるためにはカッコよくなくてはならない。そして、そのカッコよさに最も効いてくるポイントが、見た目である。だから、まず楽器屋さんに行ったら、一通りギターを眺めて、自分のなかでカッコイイと思えるギターを探す。この作業が最も大事だ。何度も何度もカタログとにらめっこして、足繁くギターショップに通い、自分の中で一番輝いて見えるギターを探そう。そしてそれが、ギター選びの中で最もワクワクする瞬間ではないだろうか?

 本当に気に入ったギターを手にしたとき、キミは既にギタリストだ。そのギターで、世界を変えてくれ。そして僕も仲間に入れてくれ!キミがお気に入りの一本に出会えることを願っている。

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