the pillows / 歴史編 第二期
(第一期はこちら→the pillows / 歴史編 第一期)
さて、前回に続きましてthe pillows歴史編パート2です。
いきなりですが、the pillows 第二期のキーワードはやっぱりこの曲じゃないかなと。
the pillows / tiny Boat
上田さんが脱退してから、the pillows は一年間、音楽活動を休止します。
さわおさんが新たなリーダーになって活動を再開したthe pillows。
第二期は「売れることをすごく意識した時期」だそうで、
この時期の曲は、第一期にはあまりない、
ボサノバとか、ソウルミュージックのテイストを取り入れた曲が多いんですね。
それから、タイアップも積極的に行った時期です。
しかし、周りのミュージシャンが次々に売れていく中、
the pllows のセールスはいまいち伸びません。
このころ、明るい曲調の曲たちが好まれていて、
the pillows もそれに違わず明るい曲を多く歌っているんですよ。
これもそのころの曲↓
the pillows / ガールフレンド
やっぱりいまの曲とは全然違いますね〜。
でもなんで売れなかったんだろ。良い曲だと思うんだけど。
次第に、自分たちが求める音楽と、
周囲が求める音楽とのギャップに苦しみ始めるthe pillows。
それを決定的なものにしたのが『Tiny Boat』のセールスが、
低調に終わってしまったという事実。
タイアップもしたこの曲が売れなかったのは、
やっぱり辛かったんじゃないかな〜と思います。
the pillows が自分たちの方向性を探ったこの第二期。
売れることを意識しながら、失敗に終わった第二期。
しかし、この時期がなければ今のthe pillows は無かったのだから、
無駄にはなってないんだろうなと思います。
と、いうわけで、今回はここまで!
次回はいよいよ第三期です。
第三期はthe pillows / 歴史編 第三期からどうぞ〜!